留萌の浜の味、復活

程よく塩味がきいた「糠にしん」
お店でてづくり
撮影:渡辺一夫氏

「いらっしゃいませ!」

留萌市にあるお土産屋さん、
お勝手屋萌の店内には
魚を焼いた良いかおり。
人気の「磯むすび」が復活しました。

「糠にしん」と
「数の子と昆布の佃煮」、
おにぎり2種が入った磯むすび。
昨今、
コンビニ等でさまざまなおにぎりが
販売されていますが、
こちらの具材は、きっと、
留萌市でしか食べられません。

その日の朝、
留萌市幌糠産のゆめぴりかを
ふっくら炊きあげ、
塩と糠だけで仕上げた
無添加糠にしんを香ばしく焼き、
数の子と昆布の佃煮といっしょに、
やさしくにぎった磯むすび。
しっかり手間と時間をかけて
お店で手作りしているため、数量限定。
前日、午前までのご予約がおすすめです。

冬のお休みがあけ、
留萌市のお土産屋さんお勝手屋萌本店で
復活した磯むすび。
留萌の浜の味をご賞味ください。

お土産処 お勝手屋萌 本店
留萌市ばかりでなく、管内全域の特産品を豊富にそろえるお土産屋さん。市内観光案内所も兼ねており、観光、ビジネス、職場や団体の研修等で訪れた皆様へ、さまざまな情報や便利が詰まっています。まずは「萌」へお立ち寄りください。
JR留萌駅から徒歩3分。
電話:0164-43-1100
住所:〒077-0007 北海道留萌市栄町3丁目2-13
営業:9:00~18:00 (1月~3月水曜定休、4月~12月無休、12/31・1/1休業)
おみやげ処 お勝手屋 萌
網外し作業(撮影:渡辺一夫氏)
数の子が散る産卵期の鰊(撮影:渡辺一夫氏)
現代の鰊漁(撮影:渡辺一夫氏)
鰊の産卵により海が白く染まる「群来」(令和元年4月、小平町_撮影:渡辺一夫氏)
留萌市、3月の海(撮影:渡辺一夫氏)

魚屋さんに、ニシンが並ぶようになりました。
春が旬のニシンは、
「春告魚」といわれます。

るもい地域にも
ニシンで栄えた歴史があります。
いまも浜辺に暮らす
おじいちゃんを尋ねました。

3月半ばには
青森を中心とした東北地方から
漁夫たちが出稼ぎにきて、
長く厳しい冬の静けさが嘘のように
浜が賑わいます。

ニシンがあがれば近隣住民はもちろん、
お寺からも学校からも人がきて
漁に加わります。
ニシンを運んだり加工したりする浜仕事は、
この地域に暮らすすべての人にとって
大切な収入源でした。

お寺には檀家さんが持ち寄ったニシンが
ずらりと日干しされ、
学校の先生はニシン漁で得たお金を
スーツ代にあてたとか。
学校は休校になり、
大人たちがみんな浜に出てしまうので、
子どもたちは自分より下の子の面倒を
見ていたそうです。

大正から昭和にかけてのおはなしです。
それほど昔のことではないはずなのに、
わたしたちには、
昔話のように聞こえます。
それほど、現代のるもい地域は、
当時の面影が薄いのでしょう。

かつてニシン漁に沸いた、るもい地域。
現在は、
港から出る漁船がニシンを運んできますが
最盛期の漁獲量にはかないません。
来週には、
岸壁にもニシンを狙う釣り人の姿が
見られるでしょう。

るもい地域はこれから、
ニシンの季節を迎えます。

まっすぐ立っているのもやっとです…
撮影:渡辺一夫氏
撮影:渡辺一夫氏
嵐のあと

「きょうのテレビ見て!」

カフェのマスターが言いました。
北海道の左上では、
テレビ出演なんて日常茶飯事。
地元民のうけるインタビューが
ニュースで取りあげられるのです。
話題はもっぱら、冬の荒天について。

「数年に1度の猛吹雪」といわれた今週は
最大瞬間風速30mを記録しました。
風速20mで
立っていられないほどと言われています。
風速30mなら、時速に換算すれば108km。
車の場合、時速100kmで追突すると、
ビル10階から落下する衝撃と同じとか。

札幌の年間平均風速は3.6mに対して、
留萌の年間平均風速は5m。
北海道の左上は、
風の強さに定評があります。

「いつもどおり雪かきしてたらさ」

マスターが、
取材されたときのことを話します。
札幌の記者が、暴風雪の中、
髪を振り乱しカメラを守りながら
レポートするところに出くわした、
いつもどおり雪かきする地元民…

試される大地、北海道
人を逞しくする、北海道の左上
この地に生きる人の強さに、
笑いがこぼれました。

「けあらし予想官」竹内亨さん
2020年12月31日
2021年1月17日
けあらしを撮影するために、早朝極寒の港へやってくる人が増えている

睨む数字の羅列は、
翌朝の
天気予報、気温、海水温、風速、風向…
竹内亨さんが、
るもい地域の冬の風物詩「けあらし」の
出現条件とするデータです。
竹内さんは、るもい地域で、
いえ、おそらく世界でただ1人の
「けあらし予想官」です。

留萌市にあるコミュニティ放送局、
エフエムもえるの
パーソナリティーである竹内さんは、
3年前から、
翌朝のけあらし出現を予想しています。

海水と外気の温度差から、
冬の海に現れる蒸気霧「けあらし」。
自然現象ゆえ、
出現が約束されるものではありません。
過去のデータや翌日の予報から、
翌朝のけあらし出現を予想し、
出現が見込まれる前日、
ラジオ番組やSNSで発信します。

「“予報”ではなく“予想”です」
と笑うけれど、
綿密なデータ収集と鋭い考察に
予想の精度は年々上がっています。

1月25日、けあらし出現予想。
けれどこの日、
4連続的中していた竹内さんの予想は、
今シーズンで初めてはずれました。
「前日の予報より、気温が4度高く、
水温が1度低く、晴れなかった…」
予想がはずれても、
次に生かす分析を欠かしません。

予想がはずれた浜に1人、
カメラを構える人の姿が。
「ラジオで、明日朝は
けあらしが出ると聞いたので!」
竹内さんの「けあらし予想」を
待っている人がいます。

留萌市の
コミュニティ放送局「エフエムもえる」で
竹内さんの
「けあらし予想」を発信しています。
【エフエムもえる 769Mhz】
インターネットから聞くこともできるので、
ぜひ参考に、
「けあらし」を体感してください。

留萌観光協会ホームページから、
ライブカメラ映像でもけあらしを確認できます。
予想官・竹内さんの予想は当たるのか…
ライブカメラをチェック!

けあらし 2021/01/17
けあらし 2021/01/17

けあらし 2021/01/17

2021年初「けあらし」が、
1月17日に見られました。
 
気温が氷点下10度を下まわる朝、
寒い、を通りこして、痛い、とも言える午前7時、
空がだんだんと明るくなります。
立ち上る靄の輪郭が、
日の出とともにはっきりとして、
海を覆いつくして揺れる光景こそ、
るもい地域の冬の風物詩「けあらし」です。

海水と外気の温度差から、
冬の海に時折あらわれる「けあらし」。
自然現象ゆえ、出現が約束されるものではありません。
日の出を彩る幻想的な光景をひと目みようと、
早朝、厳寒の日本海へ
カメラ片手に集まる方も増えてきています。

地元のコミュニティ放送局では、
「けあらし予想」と称して
翌朝のけあらし出現を予想しています!
【エフエムもえる 76.9Mhz】
インターネットをとおして聞くこともできるので、
ぜひ参考にしてください。

リリースしました!!!
るもい地域PR動画【Northwest Coast Walking In RUMOI Area】

動画を見て、
主人公になった気持ちで地域を歩き、
写真を撮るように魅力を発掘してほしい。
3年かけて、
るもい地域8市町村+島を巡る
9本の動画を制作するPR動画企画。
昨年の増毛町、留萌市、小平町につづき、
今年は苫前町、羽幌町、初山別村を制作しました!

「ここどこ?」と目を奪われる
るもい地域の景色、グルメ、文化の数々。
「るもい地域」というイメージも
アップデートされるはず。
さあ、あなたに響く
【北海道の左上】を見つけてください。

>>Walking In RUMOI Area