るもい食の歳時記 いくらの醤油漬け
秋も深まってきましたね。
北海道の左上、るもい地域の多くの家庭では
秋の風物詩ともいえる「いくらの醤油漬け」づくりの
ピークを迎えています!
大きな鮭ですね。
手前がメス!奥がオス!
この鮭は釣った鮭だそうです。
この季節は鮭釣りも最盛期。
多くの太公望達が沿岸で競いあっています。
メスの鮭を裁くと…大きな粒に成熟した生筋子。
これを塩水やぬるま湯で綺麗にしながらほぐします。
血わたも全て取り除くと…こんなに綺麗な色のいくら!
これから醤油に漬け込みます。
醤油に漬け込んで一晩。
炊きたてのご飯にたっぷりといくらをかけて「いくらご飯」。
秋のるもいの一番のご馳走です。
地元の寿司店や飲食店でもこの時期は「いくら丼」がイチオシメニュー!
るもいエリアにお越しの際には、是非ともご賞味ください。
るもい地域にも、いよいよこの時期がやってきました…
秋サケ漁、解禁!!!
まだまだ沖合を回遊するサケ。
漁港では、漁師さんがとるサケがばたばたと音をあげています。
もう少しすれば、海岸で波間を踊る様子や、
川を遡上する力強い姿が見られるように。
毎年この時期になると、カメラ片手に、
川へ漁港へサケを追うアマチュアカメラマン、渡辺一夫さんのお話では、
昨年は9月17日にはじめての遡上が見られたそう。
今年の、川一番乗りは…!?
渡辺さんのしらせを楽しみに、秋の味覚に想いを馳せるのでした。
撮影:渡辺一夫
朝晩の気温が下がるようになってきました。
日中、暑い暑いとうちわ片手でも、
陽が暮れてから外に出ると、半そででは心許ないくらい。
空も、すっかり秋色です。
実りの秋、最北の果樹地帯も甘い香りにつつまれます。
サクランボで始まった増毛町の果樹シーズンは、
旬をうつしつつあります。
8月、早生のリンゴがとれました。
綺麗な赤に色づいた実は、甘酸っぱい若い香りがします。
いまはプラムが美味しい季節。
もう少しすると、ブドウ、ナシ、リンゴが市場にではじめます。
実りの季節、秋の味覚を楽しみに虫の声をきいています。
【増毛 りんご回廊 -Mashike Apple Corridor-】 7月のサクランボに始まり、8月にはプラム、すいみつ、 秋にはブドウ、洋ナシ、リンゴなどがたわわに実る増毛町。 「りんご回廊」ではその名のとおり、果樹農家さんが軒を連ね、 季節それぞれに旬の果樹が実ります。 果物狩り体験のできる農家さんもあるので、見て、体験して、 食べて、買って、最北の果樹地帯を満喫してください。 住所:増毛町南畠中町9丁目から道道546号