季節の花・エゾカンゾウ

「春の花」といえば何を思い浮かべるでしょう?
フクジュソウ、カタクリ、ウメ、サクラ、チューリップ、スイセン、デイジー、タンポポ…さまざまな花が順に開いて、厳しい冬を吹き飛ばすように季節を彩ります。春の花がひと段落したころに咲くのが「エゾカンゾウ」。

留萌からオロロンラインを北上して1時間半ほど。
遠別町の金浦原生花園は、オロロンラインから日本海へと広がります。
木道が整備され、野鳥観察に人気があるほか、
初夏には、黄色のエゾカンゾウが
海につながる絨毯のように咲く光景が見られます。

人の腰ほどの背丈があるエゾカンゾウ。
ラッパのような花をつけ、
朝に開くと夕方には萎んでしまう一日花です。

日本海をバックに黄色の花を輝かせるエゾカンゾウ。
晴れた日には利尻富士とともに、
懸命に咲くその姿をカメラに収めることができます。

遠別町ではこの春、「道の駅えんべつ富士見」をリニューアルオープン!
まちでとれた農産品、海産物をつかった食事メニュー、
遠別町ならではのお土産、とれたて野菜も並びます。
現在は、時間を短縮して営業中。

これからの季節に見られるエゾカンゾウ。
まさしく、るもい地域に夏の訪れを感じさせる「初夏の花」です。

北海道の左上にも、桜が咲きました!
道北の日本海側、しかも山間までくると、
開花は他地域に比べ遅れてやってきます。
薄桃色の花が山の傾斜を飾る光景に
「待ってました!」のひとこと。
留萌市内で桜の名所といえば「神居岩総合公園」。
全線開通した深川留萌自動車道の留萌ICから、
「神居岩温泉」の看板を頼りに温泉を過ぎて山間へ。
ICから5分ほど走ればパークゴルフ場や遊具が完備され、
桜が咲く「神居岩総合公園」です。
山の地形を生かした広大な公園に、桜の木が植えられています。
例年はライトアップも行われますが、今年は中止…。
しかしこの日は、天気が良かったこともあり、
お孫さんとワンちゃんを連れたご夫妻、
お母さまを支えた仲睦まじい親子、
休校中の姉妹を連れたおかあさん、
お仕事がお休みなのか、若い女性もスマホを手に歓声を上げていました。
自粛生活の息抜きに、ちょっとそこまで。
麗らかな日差し、やわらかい風、鳥のさえずり…
季節はかわらず巡っています。
【神居岩総合公園-Kamuiwa Park-】
留萌市最大の公園。パークゴルフやキャンプができ、子どもが楽しめる遊具もあります。桜の森には、約1,500本のエゾヤマザクラ・ヤエザクラに約500本のシバザクラが咲く、道北随一の桜の名所です。
お問い合わせ:神居岩パークハウス TEL 0164-42-1344
駐車場:あり(普通220台・大型5台)
トイレ:あり(多目的トイレあり)
有料施設 パークゴルフ場
神居岩総合公園

最近、「コロナ太り」という言葉を耳にしました。
外出自粛生活で運動不足という方もいらっしゃるのでは?
お天気の良い日には散歩して気分転換&運動不足解消!


留萌市民ご用達のジョギングコースといえば『るしんふれ愛パーク』です。
1週500mの遊歩道はウォーキングにもジョギングにもぴったり。
芝生広場や花壇もあるので、
北海道の左上にもやっと来た春を探してみましょう。



散歩をはじめると、足が海へ向いている。
海辺散歩は沿岸部在住の特権です!

春先らしいグリーンの海。
留萌名物、80t波消ブロックも気持ちよさそう。



海が近い!
波音と潮風を受けて、グンと伸びをしながら歩くと
身体の中に溜まったものがスルリとぬけ落ちるようです。

散歩のおしまいに、浜中運動公園へ。
海の見える野球場にも、子どもたちの姿はありません。
野球はみんなでしかできないけれど、散歩は1人でできる!
地元の春を見つけに出かけませんか。