これぞ、ありのまま

茜色の夕景と足元には芝桜の絨毯。全てが春の色に染められる時間があります。撮影地 留萌市塩見緑地

こんにちは!留萌観光連盟事務局です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ステイホーム期間が続きましたが、6月に入り、少しずつ日常の生活が戻ってきましたね。

北海道の左上、留萌地域も春から初夏にかけてのこの季節、いつもならドライブやツーリングなどを楽しむ姿を多く見かけるのですが、今年はいつもより少なく感じます。きっと、自粛から自重に変わってきているのかもしれませんね。

観光で留萌地域を訪れていただきたいですし、その際には、ソーシャルディスタンシング、3密を意識しながら北海道の左上を楽しんでいただきたいと願っています。もちろん、お迎えする私達もお客様が安全に、そして健康的にこの地域を楽しんでいただけるよう、様々な工夫を施していきます。

さて、実際に北海道の左上を訪れるその前に…..。
「これぞ!ありのままの左上」をご紹介します。
人間の世界がどうであろうと、自然界の時計の針は、いつもどおりに進み、季節は巡り、私たちを癒してくれます。こんな時期だからこそ、左上の自然の営みが
心に染み入るような気がします。

これからご紹介する北海道の左上の風景は、留萌市にお住まいの飯田誠さんから送っていただいたものです。
「北海道の左上 花鳥風月にひたる時間旅行」をお楽しみください。

ありのままの自然美。一幅の屏風絵のような北海道の左上でお待ちしています。
北海道の左上、花々は静かにささやきかけるように凛と咲いています。

春はあけぼの。初山別村有明田園の水鏡と淡い桜の色。

春はあけぼの。初山別村有明田園の水鏡と淡い桜の色。

春の妖精と呼ばれるオオバナノエンレイソウ。春の陽に輝く花びらが慎ましやかな風情。苫前町上平

春の妖精と呼ばれるオオバナノエンレイソウ。春の陽に輝く花びらが慎ましやかな風情。苫前町上平

神秘の青、エゾエンゴサク。野の空気まで瑞々しく感じられる春の風景。苫前町金比羅神社

神秘の青、エゾエンゴサク。野の空気まで瑞々しく感じられる春の風景。苫前町金比羅神社

北海道の左上、空を見上げれば鳥、足元にも小動物達の世界が。

桜とツグミ。留萌市神居岩公園

桜とツグミ。留萌市神居岩公園

エゾエンゴサクとコガラ。初山別村有明八幡神社

エゾエンゴサクとコガラ。初山別村有明八幡神社

古丹別川の夕景と羽を休める白鳥の群れ。苫前町香川

古丹別川の夕景と羽を休める白鳥の群れ。苫前町香川

夏毛のエゾユキウサギ。苫前町金比羅神社

夏毛のエゾユキウサギ。苫前町金比羅神社

北海道の左上で風を感じる。

風力発電ライトアップ。とままえ夕陽ヶ丘キャンプ場

風力発電ライトアップ。とままえ夕陽ヶ丘キャンプ場

風を味方に、目的地へ。苫前町上空

風を味方に、目的地へ。苫前町上空

凍てつく冬。海面温度との気温差で発生する「気嵐(けあらし」。無風の早朝にだけ見られる自然美。留萌市黄金岬

凍てつく冬。海面温度との気温差で発生する「気嵐(けあらし」。無風の早朝にだけ見られる自然美。留萌市黄金岬

北海道の左上、名月を撮る

水平線に浮かぶ天売島、焼尻島、利尻富士。留萌市千望台

水平線に浮かぶ天売島、焼尻島、利尻富士。留萌市千望台

5月の満月、フラワームーン。留萌市ルルモッペ憩いの森

5月の満月、フラワームーン。留萌市ルルモッペ憩いの森

4月の満月、ピンクムーン。留萌市ルルモッペ憩いの森

4月の満月、ピンクムーン。留萌市ルルモッペ憩いの森

飯田誠さんが撮影された「ありのまま」の北海道の左上の花鳥風月、いかがでしたか?
なんの施しもなく、そのままの自然が手の届くところにあるのも「北海道の左上」の魅力なのですね。

2020年1月9日、10日の早朝。
北海道の左上、留萌地域沿岸では、神秘の自然現象「けあらし」が発生しました。
「けあらし」」漢字にすると「気嵐」。
まあ、まずは、見て感じてください!

2020年の初日の出とけあらし 撮影地:留萌港、撮影者:渡辺一夫氏

2020年の初日の出とけあらし 撮影地:留萌港、撮影者:渡辺一夫氏

どうでしょ?
海から真っ白な蒸気が立ち上ってるんですよね。海が沸騰してるわけではないです。湯気のように見えるのは、海水温と外気温の差が生んだ霧なんです。
当然、気温は氷点下、寒いです。温度計は、氷点下11度を示してました(寒)

朝、起きたらいつもより寒い。カーテンを開けると外は晴天、雪は降っていない!これは絶好の「けあらし日和」。スマホ片手に、車走らせ、港や黄金岬などを巡ってみたのが、この素人写真(笑)

ガードレール映り込みからのけあらし

ガードレール映り込みからのけあらし

高台から遠くのけあらし撮ってみた

高台から遠くのけあらし撮ってみた

海のふるさと館から望むけあらし

海のふるさと館から望むけあらし

出航する船とけあらし

出航する船とけあらし

釣り人、寒くないのかな?

釣り人、寒くないのかな?

とにかく、寒い。手袋脱いでスマホ構えるだけでも手が凍える。
でも、こんな体験なかなかできないんですよ。
けあらしが出るのは、シーズン中でも数回程度なので、今だけ、ここだけでしか見られない「けあらし体験」です。

ちなみに「けあらしハンター」の異名を持つ地元アマチュア写真家の渡辺一夫さんが撮影すると…まさに絶景!

漁船とけあらし 漁師さん寒い中のお仕事お疲れ様です!

漁船とけあらし 漁師さん寒い中のお仕事お疲れ様です!

幻想的な赤い灯台

幻想的な赤い灯台

蓮氷とけあらし 美しすぎる

蓮氷とけあらし 美しすぎる

けあらしに興味を持ったあなたへ

【小耳情報 その1】地元のコミュニティ放送局では、けあらしが翌日出そうな時に「けあらし予想」コーナーがあります。(エフエムもえる 76.9Mhz)インターネットでも聴けるので、要チェック!
http://www.moeru.fm/simulradio.html

【小耳情報 その2】NPO法人留萌観光協会のライブカメラでは、毎日、留萌の海を見ることができます。凪た海、世界三大波濤の一つとも言われるほどの荒れる波、神秘の絶景「けあらし」を見ることができる….かも!こちらもチェックしてみてね。
http://rumoi-rasisa.jp/yuuhicamera.html

【小耳情報 その3】ブログで紹介した渡辺一夫さんとけあらしハンティングしてみませんか?冬の体験プログラムとしてけあらし撮影ができますよ!
留萌観光連盟のウェブサイトからアクセス!
http://rumoifan.net/taiken/p_02/40ru_fuyunoumisatuei.html

今だけ、ここだけ、あなただけ。
北海道の左上でお待ちしています!

2019年も残すところあとわずかですね。
北海道の左上、留萌地域の情報をお届けしてきたこのブログも今年最後の情報となります。
…ということで、一年の締めくくりに縁起の良い情報を!
留萌市にある留萌神社の音楽御守りを紹介します。

留萌神社に祀られている神様は芸事の神様でもあるんですって。
留萌は音楽合宿でも知られているまち。毎年多くの吹奏楽部の皆さんが留萌市にやってきます。合宿で訪れた高校の皆さんが合宿の成果を市民に感謝の気持ちを込めて演奏を披露してくれるコンサートも開催されます。つい最近、12月27日には、旭川商業広告吹奏楽局のサンクスコンサートも行われたばかりでした。

神社といえば、昨今の御朱印ブーム?!北海道の左上エリアでも御朱印をいただける神社がいくつかあります。留萌神社、増毛厳島神社、苫前神社、羽幌神社です。神社は年末年始とっても忙しいので(神社によっては1月中旬まで)、その場で御朱印をいただけることは難しいので、時期をずらして訪れてみてくださいね。それでは皆様、良いお年をお迎えください。
来年も、北海道の左上でお待ちしています!