けあらしシーズン到来!

日本海の【けあらし】
日本海の【けあらし】
日本海の【けあらし】

留萌でも今シーズンはじめての雪が降りました!
そして、一瞬で吹き飛ばされていった雪…
豪風で名高い留萌の風も、本気をみせてきています。

本当は初雪に染まった景色をお届けしたかったのですが、
撮影が叶わなかったので、
今回は、るもいの冬の風物詩をご紹介!
日本海の【けあらし】です。

海水と外気の温度差から、冬の海に時折あらわれる「けあらし」。
朝焼けのなか、極寒に震えながら見るその景色には
心動かされます。
自然現象なので出現が約束されるものではありません。
希少な絶景けあらしは、
今年どれくらい姿を現してくれるでしょうか。
冬は、始まったばかりです。

地元のコミュニティ放送局では、
この時期、「けあらし予想」で翌朝のけあらしの出現を予想しています!
【エフエムもえる 76.9Mhz】
インターネットでも聞くことができるので、
けあらしの絶景を見たい!という時にはぜひ参考にしてください!

るもい地域にも、いよいよこの時期がやってきました…

秋サケ漁、解禁!!!

まだまだ沖合を回遊するサケ。
漁港では、漁師さんがとるサケがばたばたと音をあげています。
もう少しすれば、海岸で波間を踊る様子や、
川を遡上する力強い姿が見られるように。

毎年この時期になると、カメラ片手に、
川へ漁港へサケを追うアマチュアカメラマン、渡辺一夫さんのお話では、
昨年は9月17日にはじめての遡上が見られたそう。
今年の、川一番乗りは…!?
渡辺さんのしらせを楽しみに、秋の味覚に想いを馳せるのでした。

撮影:渡辺一夫

北海道の冬、本気だすのは2月から。

1月も最終日!明日から2月です。
地域差ありますが、11月頃から冬めいて、
クリスマス前後で根雪となり、
積もりに積もってもう勘弁してくれ!状態を迎えるのは2月、と
おもっています、いかがでしょう?
2月が…やってきます……。

夏が恋しい。
青い空、照りつける陽ざし、輝く海、心地よい潮風…
そういえば、女優さんが真っ青なワンピースをひるがえして
るもい地域を歩いたのは、昨年の夏でした。
るもい地域PR動画「Walking In RUMOI Area」で、
ロケ地となったあの場所はいま…?

まずは、動画のオープニングを飾った「ゴールデンビーチるもい」。
日本海の波間がキレイに輝いて、
イエローとオレンジに舗装された海岸線を歩けば、足取りも軽くなります。
1月現在のゴールデンビーチるもいは…

冬。
一言でいって冬。
基本的に、ビーチは雪によって冬季閉鎖されているので
動画にうつる海を眺めるベンチも雪のなか…
「日本海の冬」の名を欲しいままにするように、
鼠色の空のもとで白い波しぶきが上がっていました…。

つづいては、海へとつづく坂道。
この急こう配を、潮風をうけながら自転車でくだりました。
動画を見た地元の方が「この道、ふつう自転車でおりようと思わないよね」と
笑っていたのが思い出されます。
現在は…

通行止め~~~!!!
急こう配だからね…
いくら除雪しても冬は危険ですよってことですね…
この道をソリで滑ったら面白そう…
なんて自分の幼稚な考えが恥ずかしいです…。


JR増毛線の廃線跡も、すっかり雪の下…。

青いワンピースをくるくるさせて、
黄色い靴を手に芝生を裸足で歩く姿が可愛かった「るしんふれ愛パーク」。

雪原。
雪、遊び放題。
るしんふれ愛パークでは、
雪で遊べる遊具を無料で貸出しています。

【るしんふれ愛パーク ― Funaba Park ―】
留萌市船場町2丁目114
TEL 0164-43-1501
→札幌市から留萌市まで車で約2時間(深川留萌自動車道)
→深川留萌自動車道・留萌大和田ICをおりて、国道23号を街中へ
→国道231号に入ってから、「羽幌」の表示が見えたら右折
広い芝生公園が目印!パークゴルフ場やドッグラン、管理棟では貸館も!
夏には夏の、冬には冬の無料遊具貸出があるので手ブラで楽しめる公園です。
>>るしんふれ愛パークホームページ

雪だるまもかまくらもイグルーもつくり放題!
そり乗り放題!雪合戦し放題!
るもい地域の冬を遊びつくせ!!!

夏と冬ではガラリと印象がかわる、るもい地域。
夏には夏の、冬には冬の楽しみ方があります。
カメラ片手に冬のるもいも、なかなかオツ。
その際は手袋マフラー、防寒対策万全に…寒かった……。

特設ページもチェック!!!
>>Walking In RUMOI Area

前回、飯田誠さんの写真から黄金岬の星空をご紹介しました。
詳しくはこちらの記事へ→刮目して見よ!!!グリーンフラッシュ
そう!るもい地域は星がキレイ!!!

「田舎はどこも星がキレイでしょう」

そのとおり!!!
ですが、いざ星を見ようにも、
意外と街の明かりや車通りが気になったりするものです。
そこで、るもい地域でも特別キレイに見られる、
オススメ星空観察ポイントをご紹介します。
今回も、飯田さんの写真に案内していただきましょう。

まずは留萌市、ゴールデンビーチの夜空。
広いビーチの向こうには、留萌の街の明かりが見えます。
静かな波音を聞きながらの星空観察は、雰囲気がありますね。

おなじ水辺でも、留萌ダムを包むのは静寂。
そのぶん、星のまたたく音が聞こえてくるようです。
街灯や車通りが少ないので、
山間からのぞく星空を満喫できます。
…ただし、ガサガサッと身に覚えのない物音を聞いたら要注意。
キツネやシカならまだしも…
すぐに来た道を戻ることをオススメします。

千望台は、留萌市内でも最も星に近いところ。
街の夜景も一緒に楽しめます。
ただし、冬期通行止めとなってしまうので夏がオススメ!

 

留萌港では、対岸の家々や船の明かりとともに。
また、夏には満天の星空に大輪の花火が咲きます。
大きさも形も様々な花火が港の海面に映る様子は圧巻です。


留萌市の星空スポットをご紹介しましたが、
「るもい地域」といえば外せないのが、初山別村「しょさんべつ天文台」。
道北随一の大きさを誇る65cmフォーク式反射天体望遠鏡をはじめとする
望遠鏡が設置されており、夜空に輝く星をもっと間近で見ることができます。

アポロ計画月着陸船をモチーフとした天文台に降りそそぐ星々は、
まるで月に立つような錯覚におちいります。

初山別村「みさき台公園」内にあり、キャンプなどにも対応。
満天の星空のもとで眠り、日本海に反射する朝日で目覚める…
ロマンチックなアウトドアですね。
>>しょさんべつ天文台

飯田さんの写真に、るもい地域の星空を案内してもらいました。
あなたも、カメラを片手に夜のるもい地域へ出掛けてみませんか。
一期一会、忘れられない絶景に出会うかもしれません。

写真提供:飯田 誠 氏