おうちで、るもい地域の情報をゲット〜羽幌、天売、焼尻編〜
北海道全域に
まん延防止等重点措置が発令されて
はや半月…いかがお過ごしでしょうか?
おうち時間もそろそろ飽きてきましたね…。
そんなときは、
るもい地域の情報をあつめて擬似トラベル!
きょうは羽幌町、
そして天売焼尻島の情報を発信する
SNSやサイトをご紹介します!
羽幌町の観光といえば!
まずは【羽幌町観光協会】。
まちの観光スポットや歴史、宿泊、
飲食店といった情報が掲載されているほか、
イベント等最新情報がいち早く公開されます。
リアルタイムで情報をキャッチしたい!
という方は【オロ坊Facebookページ】。
観光やイベント情報はもちろん、
羽幌町キャラクター・オロ坊の暮らしも
垣間見えるかも…?
羽幌町からフェリーで60〜90分、
忙しない日常から離れ
“島時間”を体感したい!という方は
【天売島・焼尻島観光サイト 島時間】へ。
美しい写真とともに紹介される島の魅力は、
あなたの心をとらえるはずです。
さらに、海鳥の楽園 天売島の魅力を
より深く知りたいという方は
【ちいさな地球。天売島】へ。
世界的にも希少な海鳥の繁殖地、天売島で
稀有な自然体験を楽しみましょう!
もっと、天売島の鳥たちを知るなら
【天売島 バードツーリズム】。
天売島の日常が、美しい写真とともに
紹介されています。
写真だけでも一見の価値あり!
そんな海鳥たちを守ろうと活動するのが
【羽幌シーバードフレンドリー推進協議会】。
貴重な海鳥が生息する
地域の生態系を守るべく取り組む
町の人々を一緒に応援しましょう!
美しく広大な自然のなかで
のびのびと暮らす羽幌町の海鳥はじめ
動物たちの姿は、おうち時間を過ごす
わたしたちを癒してくれます。
おうちにいながら
るもい地域の情報をゲット!
そして、ウイルス禍が落ち着いたら
ぜひ遊びに来てください!
るもい地域の情報はこちらでも!
北海道の左上に浮かぶ、天売島。
「海鳥の楽園」と呼ばれ、
希少な鳥たちが訪れ暮らしています。
ウトウが群れをなして帰巣する
幻想的な初夏の光景は有名です。
早春には、
どのような景色があるでしょうか。
天売島に暮らし、自然写真家、
北海道知事認定アウトドアガイドとして
活躍する寺沢孝毅さんが
早春の島を撮影されました。
人と鳥との調和という視点から
天売島を見守り、
写真を使った執筆や出版、
SNSなどを通じた発信を続けています。
寺沢さんのYouTubeチャンネルは、
まさに「天売島オンラインツアー」。
旅行に出かけるのも難しい昨今ですが、
オンラインで
天売島を旅しませんか。
初めまして!Yuki038です。
留萌在住歴3年目の私がこの夏出会った海鳥達を「ここほれ!北海道の左上」でご紹介します。
留萌体験記①は、初夏の海鳥リポートです。
平成から令和になる日、天売島に海鳥に会いに行ってきました。
留萌に引っ越してきて3年目。
ず~っと、ケイマフリに会いたいと思っていました。
留萌に住んでいるうちに行かないでいつ行く!ということで、人生初の一人旅を決行しました。
この日は、海がとても揺れていて、酔う人続出。私もその一人、
それで甲板に出てみたら!
無事、島に到着し、ツアーに参加。
島を一周して案内してもらい夕方に。まず出会う海鳥はウトウ!
ウトウといえば、口からはみ出すほどたくさん鰯をくわえている写真のイメージ。
知識はそれだけで、なんにも知らず、ガイドさんの車に乗って赤岩に向かいました。
5月初旬で、40万カップルいたそうです。ってことは80万羽・・・。
日が暮れるくらいから、バサバサっと音が聞こえてきて、あっという間に、すごいスピードでたくさんのウトウが帰ってきました。
ウトウは、とても夫婦仲が良いんだそうです。よく、おしどり夫婦というけど、おしどりは浮気するらしいです・・・。島の人は、仲の良い夫婦を、ウトウ夫婦って言うんですよ、とガイドさんがおっしゃっていました。
そして朝、一番の目的だったケイマフリ!
早朝、寺沢さんのケイマフリ号に乗り、近くまで会いに行くことが出来ました。
こんな近くで見れて良いのか!しかも、こんなにたくさん!
もう、何枚も何枚も撮って、見られるのが数枚。
でも、撮影しなくても、ただ見てるだけで、本当にかわいくて、あっという間に時間が経ちました。
来年は、雛がいるシーズンにも行ってみたいです。
また来年会いに行きます!
羽幌町から高速船で1時間ほど、
天売島の海をバックにお話してくれた齊藤暢さん。
彼が代表を務める「一般社団法人 おらが島活性化会議」では、
天売島で、シーカヤックをはじめとする自然体験や、
イベントに出向いて島をPRする活動を行っています。
7月の半ばに旅した際、
天売島のアクティビティと言えばこの人!と思いご連絡させていただきました。
シーカヤックをしたかったのだけれど、当日海のうねりが激しく断念…
すると齊藤さんが、島をぐるっと案内して、
オロロン鳥など貴重な海鳥観察の後、焚火でウニまで焼いてくれたのでした。
天売島で生まれ、
天売島で暮らす齊藤さん。
本業の傍ら、島のPRに励みます。
陽があるうちにお仕事を終えた時には、
仲間で連絡をとって、食材を持ち寄って、
海辺で焚火を起こして、
日本海に静かに落ちる陽を見ながら乾杯するのだとか。
「帰るころには、街灯のない真っ暗な島の道を、
みんなフラフラだよ」
そう言って笑う齊藤さんは、本当に幸せそう。
「そういう、島では何気ないことだけど自分たちが好きでやっていることを、
訪れる人たちにも提供したいと思ったんだよね」
「島時間を楽しんで」
そう言って帰っていった齊藤さんの後ろ姿は、真っ青な空より、きらめく日本海より、眩しく感じられたのでした。
先週末、旅をしてきました!
留萌市から車で1時間、
羽幌町から出港する羽幌沿海フェリーの高速船に乗り、
日本海に揺られて1時間。
海鳥の楽園【天売島】です。
すべては、80万羽のウトウに会うため!!!
ウトウ
ウミスズメ科、体長38センチほど。
全体に黒っぽく、お腹は白、
オレンジのくちばしとその付け根上部にポコンと突き出す突起物が特徴的です。
日中は海で過ごし、日が暮れるとヒナのために陸へ帰ってきます。
子育ては陸で、地面に巣穴をほって行うのです。
その数80万羽。天売島は、世界最大の繁殖地です。
80万羽のウトウが、
人口280人ほどの天売島の夕空を染める光景を見たい。
ウトウが帰ってくるのは夕暮れ時なので、
それまでゆっくり島観光。
歩いて3時間ほどで1周できてしまう島ですが、
見どころいっぱい。
海の青、雲の白、島の緑に感嘆の息が漏れます。
写真向こうに見えるのは焼尻島。
ぺったらこい(北海道方言:平たい)焼尻島にくらべ、
小高い天売島の道はまるで、海に続くよう。
島には学校もあります。
2019年現在、在校生9人の天売高校は定時制で、
日中はひっそりとしています。
踏むたびにギシギシいう廊下、
ダルマストーブを囲んで配置された職員室の机、
「冬になるとしばれて体育館の床が歪んじゃうんだよ~」
「卒業式1番の感動シーンで、
登壇者が歪んだ床につまづいて転んでな~」
というエピソードを聞きながらの校舎見学は、
生徒の賑やかな声まで聞こえてくるようでした。
島の方が岩場に連れてきてくれて、
何が始まるのかと思いきや「薪をひろってきて」。
波で流れついた白っぽい木を拾い集めると、
パチパチと火を起こして、殻付きのウニを中に…
ウニの口から、ふわりと煙が立てば「焚火ウニ」の完成です。
余分な水分が抜けてふわっとふくらむような身、
旨みが凝縮して、やさしい甘みを感じさせます。
「俺たちが最高だと思って普段していることを、
観光に来たお客さんにも体験してほしいんだよ」
島の方のお話も含めて、唯一無二の島時間をいただきました。
あっという間に日暮れ。
旅の目的、ウトウの帰巣とご対面です。
黒い点はみんなウトウ。素人カメラでは限界でした。
ポツポツと海からやってきた黒い点は、
いつの間にかしっかりとした形と質量をもって、
バサバサという羽音と、ヒュンッと風を切る空気とともに
島を覆うようでした。
「この先の道は鳥と衝突しやすいので、身を低くしてください!」
きっと、天売島以外では一生聞かないセリフ。
この感動は、島に来て、目で見て、耳で聞いて、肌で感じないとわからない。
天売島の魅力に浸ったわたしは、
るもい地域人として、少し成長したような、誇らしい気持ちになったのでした。
ウトウの帰巣は6月から7月がピークです!
夏は高速船が30%割引!
今週末7月20日、21日は【ウニまつり】も開催!
天売島のウニを堪能して、
ウトウの帰巣に圧倒されて、
島時間を満喫する休日…
夏の思い出を飾ること間違いなし!
週末は天売島へ!!!